まとめ3 Auckland (オークランド)
2011/10/13 07:54:23
私が住んでいる街、オークランド。大好きになった街で、第二の故郷!今日は一年間お世話になったこの街について綴ってみようと思う
オークランドはNZ北島にある国内最大都市。オセアニア有数の世界都市でありポリネシア地域最大の都市でもある(第二位はホノルル)。都市的周辺人口は約150万人。『City of Sails(帆の街)』の愛称で親しまれ、大都会でありながら周辺に大自然もそなえる魅力的な街である。マオリ語ではタマキ・マカゥ・ラゥ。(wikiより一部引用)
オークランドに到着してすぐ、本当に驚いた。だってぱっと見アジア人だらけだったから。特に市街地は≪リトル・アジア≫だった。体感としては5~6割がアジア人、その他は白人&ラテン系。彼らも留学やワーキングホリデーで来ているヨーロッパ人や南北アメリカ人であり、ここは文字通り≪世界都市≫だと悟った。様々な人種・民族・文化・宗教・言語・食べ物が共存していて、その多様性にとにかく驚いた。
『この人たちって、一体どこからどうして来たんだろう…?』 と、すぐに素朴な疑問が浮かび、日々それを解明すべくリサーチしてた(笑)。その人の国、お国柄、考え方、バックグラウンドを知ることはとても面白く興味深かった。リサーチ結果は以下。
(私が勝手に感じたものです、念のため。)
◎中国系
すでに移民しており「華僑」と呼ばれる中国人、また移民を目指す留学生や労働者など、とても多い。彼らは富裕層でアンチ・コミュニスト(反共産主義者)が大半。仲良くなると「中国は好き。だけど政治が嫌いなんだ。中国には自由がないんだよ!」と本音を言ってくれる友達も4、5人いた。 彼らの特徴は、生まれた国に縛られない生き方をしており、自分の生きる場所は自分で選び獲得するというスタンスが明確で、力強いこと。そのチャンスがあれば食いつくし、(大きな声では言えないけど)どんな手段を使ってでも達成する…という傾向がある。良く言えばハングリー精神旺盛。っていうか単に『あんな密度の高い中国に帰ってられっか!ろくな仕事も自由もなし!絶対ここに住んでやる』というモチベーションが彼らをたくましくしているのかもしれない。でも、彼らは中国政府に何も求めていない。『共産主義?ふん、勝手にやってれば?私は違うところで生きますから』のスタンス
でも、彼らがどの民族よりも自国スタイルを守る。街にはチャイマと呼ばれる中国系食材のスーパーがたくさんあるし、彼らは食生活、記念日を祝うスタイルも変えない。コミュニティもとても大切にしている。アイデンティティを大切にしているのか西欧風のスタイルに適応できないのか見極められないけど、実はその両方かもしれない
(日本人こそどこにでも何にでも適応できる人が多いと思った(笑)。お米を食べなくても平気になる人が多いし!?、こっちのスタイルに合わせて生活している人が多いこと多いこと)
でも一人、郭(クオ)という仲良くなった福建省の男友達は、資本主義に憧れ、孫文を崇拝しており「国を変えたい」という熱い志を語ってくれた。彼は中国が好きで、だからこそ資本主義を採らないとダメなんだと熱く語る。でも天安門事件に見るように、もしそれを言って活動してしまったら、下手すると命はない。彼のジレンマが伝わってくる。郭、頑張れ!でも頼むから革命家になって死なないでね!
韓国系
オークランドのアジア人では一番多い。十数年前の経済危機以降、職を求めてやってきた移民と、政府政策として望むと望まないとに関わらず海外に「送り出された」学生の、主に2種類に分かれる。飽和状態のソウルから抜け出してここに落ち着きたい人、いつかは帰りたい人、若者では無気力かと思う(笑)ボーッとしている人、様々いる。 ただし共通してるのは、ほとんどの韓国人は、日本・日本人が大嫌いケンカ売られる場合もあるけど、これはもう肌で感じるし、居合いでお互いに悟る感じかな(笑)。 韓国・韓国人については書きたくても書けないエピソードだらけなんで、このへんで…
(編集途中。)
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