まとめ2 NZ国民性と風土 (私的見解)
2011/10/10 17:56:57
国民性と風土についての個人的な見解。カルチャーショックがたっくさんあるのでご紹介
1、国民みんなラグビーが好き
とにかく好き。寝ても覚めても好き。三度の飯より好き。といったらちょっと大袈裟だけど、でもダントツ人気のスポーツには違いない。まさに国技。みんな小さい頃から柔らかくて小さい楕円形のラグビーボールを与えられ、HAKAを踊って遊ぶ。それくらい身近なスポーツ。またNZ代表はオールブラックスの愛称で親しまれていて、国で一番の有名人(芸能がそれほど盛り上がらないからね)。で、この人たちがまた本当にかっこいいこの人たちがプレーするラグビーはもっとかっこいいまさに『芝生の上の格闘技』です。選手は誇りと意地の塊みたいなもの。まぁ私はマッチョ君が苦手だしw、見ていると痛そうなのであまりハマらないけどww、そういうのが好きな人は一度見る価値ありです
2、先住民族マオリとの共存
イギリスを始めヨーロッパ人のNZ入植は19世紀半ばに始まった。他の多くの国と同じように、入植者と先住民族マオリとの間で摩擦があった(摩擦どころか、入植なんてだいたい野蛮行為だったと思う)。だけど長い年月を経る過程で、この国は彼らとの共存を目指し、それにある程度成功している。先日触れたように、国家の1番や地名にマオリ語が使われているし、マオリ党、マオリ語専門のテレビチャンネルもある。また、マオリ民族を対象としたNZとは別の法律もあり、小学校では全員がマオリ語必修(誰も話せるようにならないけど;)と、けっこう徹底しているのだ。もっとも、生粋のマオリ民族はほぼいなくて、1/8か1/16でも血が混じっていれば認定となるらしい。
3、首相が大人気
日本が異常なだけかもしれないけど、NZには政治不信なんてない。多くの人が政治に対して意見を持っているし、胸を張って「この政党が好き」「この政策が良い、この政策は悪い」と議論する。そんな中、今の首相のジョン=キーはけっこう人気があり 世界一クリーンな政治 と称されている。汚職とかグレイゾーンがなく、国民思いの政治と言われる。真偽のほどは住民でない私にはよく分からないけど、傍から見ても安定しているなと思う。(首相が変わりまくる日本はやっぱり異常すぎ でもマスコミも異常。批判しかしない、あの態度って…)
4、気質はかなりルーズ
昼の休憩時間はカフェに出てゆったりビールを飲むのがNZスタイル 一生懸命仕事に命を燃やす人は少ない。細かいことも気にしないし、自分の会社に落ち度があっても自分の仕事にミスがなければ謝らない。でもそれがNZでは当たり前だから、多少の手違いがあっても誰も怒らない。日本のようなクレーマーはいない。生活は質素だけど、家族団欒や、たまに旅行することを大切にしている のんびりしている。かと言って、みんな働くことが嫌いではない。それなりにみんな自分の仕事が好きという。働かないホームレスや失業保険目当ての怠け者もいて、働く納税者が彼らを支えているわけだけれど、誰も文句は言わない。よく言えばそういうおおらかな空気が国全体を包んでいる
5、見渡す限り大自然
自然との共存を大切にしている。近代的な建物を好まないし、ハイテク産業にも興味がない。夜の12時には飲み屋もコンビニも閉まるし、クラブも深夜2時か3時で終わり。とても人間らしいスローライフな暮らし方をしていると思う。だからアジア人が入ってきて自分たちのライフスタイルを壊すことを懸念しており、移民規制が年々厳しくなっている。
はぁぁぁ、改めてこうやって書くと、私はいつの間にか、NZが好きになっていたことに気づく 小さくて退屈な国だという人もいるけど、私はこの気風が好きだ。教育・医療も充実してて、暮らしやすさっていう点では日本とは比べ物にならない。住民から見れば15%の税金も納得できるだろーなー。いいなぁNZ、いっそ移住しようかな ちなみに私が住んだオークランドは『世界の住みやすい都市トップ10』の常連。えっへん
もっとも、NZと日本を単純に比較して『NZが良い、日本が悪い』とは言っていないし、そうは思っていない。NZは移民の国。みんなここに住みたくてやって来た人たち。だからこそ国を作ってきたという意識も強いし、みんな自己責任で生きている感がある。その点日本は、土着民の国。先祖代々そこに住んでいる人の国。だから好景気のお祭り騒ぎも不況時の閉塞感も共有せざるを得ない。それは仕方ないことだし、全てにおいて意思統一が難しいのは当然のこと。NZ400万人と日本1億3,000万人の人口の違いを見ればなおのこと。それは理解してる。でも!でもね!やっぱり私はこの国の雰囲気、けっこう好きだなぁ。この空気、多くの人に味わってほしいです。留学、旅行、ワーホリ、私はNZをオススメします
1、国民みんなラグビーが好き
とにかく好き。寝ても覚めても好き。三度の飯より好き。といったらちょっと大袈裟だけど、でもダントツ人気のスポーツには違いない。まさに国技。みんな小さい頃から柔らかくて小さい楕円形のラグビーボールを与えられ、HAKAを踊って遊ぶ。それくらい身近なスポーツ。またNZ代表はオールブラックスの愛称で親しまれていて、国で一番の有名人(芸能がそれほど盛り上がらないからね)。で、この人たちがまた本当にかっこいいこの人たちがプレーするラグビーはもっとかっこいいまさに『芝生の上の格闘技』です。選手は誇りと意地の塊みたいなもの。まぁ私はマッチョ君が苦手だしw、見ていると痛そうなのであまりハマらないけどww、そういうのが好きな人は一度見る価値ありです
2、先住民族マオリとの共存
イギリスを始めヨーロッパ人のNZ入植は19世紀半ばに始まった。他の多くの国と同じように、入植者と先住民族マオリとの間で摩擦があった(摩擦どころか、入植なんてだいたい野蛮行為だったと思う)。だけど長い年月を経る過程で、この国は彼らとの共存を目指し、それにある程度成功している。先日触れたように、国家の1番や地名にマオリ語が使われているし、マオリ党、マオリ語専門のテレビチャンネルもある。また、マオリ民族を対象としたNZとは別の法律もあり、小学校では全員がマオリ語必修(誰も話せるようにならないけど;)と、けっこう徹底しているのだ。もっとも、生粋のマオリ民族はほぼいなくて、1/8か1/16でも血が混じっていれば認定となるらしい。
3、首相が大人気
日本が異常なだけかもしれないけど、NZには政治不信なんてない。多くの人が政治に対して意見を持っているし、胸を張って「この政党が好き」「この政策が良い、この政策は悪い」と議論する。そんな中、今の首相のジョン=キーはけっこう人気があり 世界一クリーンな政治 と称されている。汚職とかグレイゾーンがなく、国民思いの政治と言われる。真偽のほどは住民でない私にはよく分からないけど、傍から見ても安定しているなと思う。(首相が変わりまくる日本はやっぱり異常すぎ でもマスコミも異常。批判しかしない、あの態度って…)
4、気質はかなりルーズ
昼の休憩時間はカフェに出てゆったりビールを飲むのがNZスタイル 一生懸命仕事に命を燃やす人は少ない。細かいことも気にしないし、自分の会社に落ち度があっても自分の仕事にミスがなければ謝らない。でもそれがNZでは当たり前だから、多少の手違いがあっても誰も怒らない。日本のようなクレーマーはいない。生活は質素だけど、家族団欒や、たまに旅行することを大切にしている のんびりしている。かと言って、みんな働くことが嫌いではない。それなりにみんな自分の仕事が好きという。働かないホームレスや失業保険目当ての怠け者もいて、働く納税者が彼らを支えているわけだけれど、誰も文句は言わない。よく言えばそういうおおらかな空気が国全体を包んでいる
5、見渡す限り大自然
自然との共存を大切にしている。近代的な建物を好まないし、ハイテク産業にも興味がない。夜の12時には飲み屋もコンビニも閉まるし、クラブも深夜2時か3時で終わり。とても人間らしいスローライフな暮らし方をしていると思う。だからアジア人が入ってきて自分たちのライフスタイルを壊すことを懸念しており、移民規制が年々厳しくなっている。
はぁぁぁ、改めてこうやって書くと、私はいつの間にか、NZが好きになっていたことに気づく 小さくて退屈な国だという人もいるけど、私はこの気風が好きだ。教育・医療も充実してて、暮らしやすさっていう点では日本とは比べ物にならない。住民から見れば15%の税金も納得できるだろーなー。いいなぁNZ、いっそ移住しようかな ちなみに私が住んだオークランドは『世界の住みやすい都市トップ10』の常連。えっへん
もっとも、NZと日本を単純に比較して『NZが良い、日本が悪い』とは言っていないし、そうは思っていない。NZは移民の国。みんなここに住みたくてやって来た人たち。だからこそ国を作ってきたという意識も強いし、みんな自己責任で生きている感がある。その点日本は、土着民の国。先祖代々そこに住んでいる人の国。だから好景気のお祭り騒ぎも不況時の閉塞感も共有せざるを得ない。それは仕方ないことだし、全てにおいて意思統一が難しいのは当然のこと。NZ400万人と日本1億3,000万人の人口の違いを見ればなおのこと。それは理解してる。でも!でもね!やっぱり私はこの国の雰囲気、けっこう好きだなぁ。この空気、多くの人に味わってほしいです。留学、旅行、ワーホリ、私はNZをオススメします
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