弁理士Aの反応。
2011/06/11 20:02:52
前回『脱ハイテク』という記事を投稿したら、けっこう反応がありました。
Eメールで感想を送ってくれた人もいて、すごく嬉しかったです。みんな真剣に日本のこと考えてるんだなと分かり、安心したというか…。コメント、Eメール、ありがとうございました。
今日はその中から、東京在住のA元君のEメールを引用します。
※本人の了解済み。
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遠藤さんへ
お元気ですか?東京のA元(※伏せ)です。
ブログ拝見してます。
色々なことがあったけど、ニュージーランドでご活躍の様子、何よりです。
「脱ハイテク」、感銘を受けました!
論理的に要点がまとめられていて、しかも、明確にメッセージが伝わるすばらしい文章だと思いました。(上から目線ですみません。)
今回の震災で日本中ほとんどの人が感じたと思うけど、使用電力が制限されても、意外と大丈夫です。(夜、街頭がほとんどないところがあり、お年寄りや女性の中には、不便を感じている人はいるかもしれませんが。)
そして、今までどれだけ電気を無駄遣いしていたか反省してます。
遠藤さんのおっしゃる通り、そろそろ日本は、既存の競争軸とは別の視点を考えないといけないかもしれません。
今の日本では、政治・教育・年金・農業・・・など、既存のシステムに固執するあまり、いろんなところで、ほころびが出ています。
(私は今大学に通っていますが、現在の教育制度が破綻しているということを強く感じています。学校では、カリキュラムがこと細かく決まっていて、基本的に学生の裁量はありません。グローバルだなんだ言って、これでは、世界に通用する人材が育つとは考えられません。)
いつまでも、高度成長時代の日本を思っていてはダメですね。政治家の方々には、世界に誇れる日本の強みを何にするのか、それをどうやって鍛えていくのか、を考えてほしいし、自分もできることを実行していきたい、そう思います。
追伸
東日本大震災では、遠藤さんの近しい人もたくさん被害に遭われたことと存じます。心からお悔やみ申し上げます。
今回の震災で亡くなられた方々は、本当に無念だったと思う。残された私たちは、その方々の分も、生きる責任がある。簡単には言えないけど、お互いがんばろう!
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という内容でした。共感しました。くろさんも絢也さんも同じことを言っていますが、やっぱり今後はそういう方向に向いていかないといけないと強く思いました。
もう一つ感動した点があります。それは、A君が弁理士という点です。本来、彼の立場からすれば「どんどん発明!じゃんじゃん開発!消費してこそ経済循環!」っていう視点を持っていても不思議ではないです。その彼が「そろそろ日本は、既存の競争軸とは別の視点を考えないといけないかもしれません」っていうのは、頼もしいですよ!
「自分もできることを実行していきたい」と書いてくれましたが、私も本当にそう思います。一人ひとりが出来ることをする、それが結果につながると思います。(どんな大物でも、一人じゃ何も出来ないですもんね。私たちみんなが気をつけるほうが、はるかに大きなパワーになります!)
でもホント、今までの日本ってどれだけ電気を無駄遣いしていたんだろう…。自然がくれた太陽があるのに、それでも足りず人工的に太陽(原発)なんか作ったから、こうやってツケがきちゃったんじゃないの?最近そう思います(これは別に「バチがあたった」的な宗教的な意味合いはまったくないです)。
日本の政治家は、巨額の借金を覚悟して脱原発を決断したドイツに見習ってほしい。合理的なドイツ人は、長い目で見たときに何が大切かよく分かっている気がします。。
Eメールで感想を送ってくれた人もいて、すごく嬉しかったです。みんな真剣に日本のこと考えてるんだなと分かり、安心したというか…。コメント、Eメール、ありがとうございました。
今日はその中から、東京在住のA元君のEメールを引用します。
※本人の了解済み。
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遠藤さんへ
お元気ですか?東京のA元(※伏せ)です。
ブログ拝見してます。
色々なことがあったけど、ニュージーランドでご活躍の様子、何よりです。
「脱ハイテク」、感銘を受けました!
論理的に要点がまとめられていて、しかも、明確にメッセージが伝わるすばらしい文章だと思いました。(上から目線ですみません。)
今回の震災で日本中ほとんどの人が感じたと思うけど、使用電力が制限されても、意外と大丈夫です。(夜、街頭がほとんどないところがあり、お年寄りや女性の中には、不便を感じている人はいるかもしれませんが。)
そして、今までどれだけ電気を無駄遣いしていたか反省してます。
遠藤さんのおっしゃる通り、そろそろ日本は、既存の競争軸とは別の視点を考えないといけないかもしれません。
今の日本では、政治・教育・年金・農業・・・など、既存のシステムに固執するあまり、いろんなところで、ほころびが出ています。
(私は今大学に通っていますが、現在の教育制度が破綻しているということを強く感じています。学校では、カリキュラムがこと細かく決まっていて、基本的に学生の裁量はありません。グローバルだなんだ言って、これでは、世界に通用する人材が育つとは考えられません。)
いつまでも、高度成長時代の日本を思っていてはダメですね。政治家の方々には、世界に誇れる日本の強みを何にするのか、それをどうやって鍛えていくのか、を考えてほしいし、自分もできることを実行していきたい、そう思います。
追伸
東日本大震災では、遠藤さんの近しい人もたくさん被害に遭われたことと存じます。心からお悔やみ申し上げます。
今回の震災で亡くなられた方々は、本当に無念だったと思う。残された私たちは、その方々の分も、生きる責任がある。簡単には言えないけど、お互いがんばろう!
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という内容でした。共感しました。くろさんも絢也さんも同じことを言っていますが、やっぱり今後はそういう方向に向いていかないといけないと強く思いました。
もう一つ感動した点があります。それは、A君が弁理士という点です。本来、彼の立場からすれば「どんどん発明!じゃんじゃん開発!消費してこそ経済循環!」っていう視点を持っていても不思議ではないです。その彼が「そろそろ日本は、既存の競争軸とは別の視点を考えないといけないかもしれません」っていうのは、頼もしいですよ!
「自分もできることを実行していきたい」と書いてくれましたが、私も本当にそう思います。一人ひとりが出来ることをする、それが結果につながると思います。(どんな大物でも、一人じゃ何も出来ないですもんね。私たちみんなが気をつけるほうが、はるかに大きなパワーになります!)
でもホント、今までの日本ってどれだけ電気を無駄遣いしていたんだろう…。自然がくれた太陽があるのに、それでも足りず人工的に太陽(原発)なんか作ったから、こうやってツケがきちゃったんじゃないの?最近そう思います(これは別に「バチがあたった」的な宗教的な意味合いはまったくないです)。
日本の政治家は、巨額の借金を覚悟して脱原発を決断したドイツに見習ってほしい。合理的なドイツ人は、長い目で見たときに何が大切かよく分かっている気がします。。
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